湿疹の症状と治療

顔にできる湿疹、脂漏性湿疹など湿疹についてわかりやすく解説。湿疹は、皮膚の病気としてはもっとも多く見られます。湿疹は、赤ちゃんから、高齢者まであらゆる年代にできます。湿疹の特徴をまとめると、かゆみがある、発疹があつまっている、他人に感染しないの3つになります。一般的に、このような症状を湿疹とよんでいます。

湿疹の情報に関する注意:湿疹の情報にかぎらず、医療情報をホームページなどでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。情報が古くなっているホームページもあります。ですから1つに絞るのは危険です。検索し、複数の情報を得るようにしてください。また、ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。


湿疹とは

湿疹は、皮膚の病気としてはもっとも多く見られます。湿疹は、赤ちゃんから、高齢者まであらゆる年代にできます。湿疹は、皮膚にかゆみのある小さな発疹が、あつまってできます。湿疹をかきこわすと汁がでてきます。そして、そのままにしておくと、皮がむけて治ってしまうもの、赤くなって、汁と鱗屑(りんせつ)がかたまってしまうものもあります。この汁は、他の皮膚や他人にはうつりません。湿疹の特徴をまとめると、かゆみがある、発疹があつまっている、他人に感染しないの3つになります。一般的に、このような症状を湿疹とよんでいます。

湿疹という病名は、汁のでる発疹という意味で湿疹とつけられました。湿疹というのは、広い意味のよびかたで、原因のわかるものにかんしては、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎などといっています。しかし、原因のわからないものも多くそれらはすべて、湿疹とよんでいます。

湿疹の症状

湿疹にはいろいろな症状があります。ここでは代表的なものを紹介します。

脂漏性湿疹

脂漏性湿疹は、頭、ひたいの髪の毛のはえぎわ、まゆ毛、小鼻のわき、手の周辺、わきの下、胸や背中の中央、内股の足のつけ根など皮脂の分泌の多い場所にできます。境のはっきりした赤い面ができます。その部分がこまかくむけてきたり、黄色がかった、厚いかさぶたをつけ、かゆみもあります。

急性湿疹

急性湿疹は、はじめかゆみがあって、皮膚が赤くなります。そして、まもなく赤いブツブツができます。症状がすすむと、このブツブツの頂上に、水ぶくれができます。ときには、黄色い膿をもつこともあります。さらに症状がすすむと、皮がむけて、ただれたり、かさぶたをつくったりします。急性湿疹は、かゆみがつよく、ジメジメと湿っているのが特徴です。

慢性湿疹

慢性湿疹は、かゆいブツブツが集中して、皮膚を厚つぼったくします。そして、皮膚が褐色になります。肌のきめが荒れて象の肌のように見えることもあります。かゆみがあり、ときどき、つよくなります。

湿疹の治療

湿疹の治療では、まず原因を確かめることが必要です。そのため医療機関では、その症状が湿疹であることがわかると、原因を調べるために、各種検査をおこないます。検査には、皮膚アレルギー検査、他の疾患と鑑別するための病理組織検査、真菌検査、細菌検査をして、その結果によって、治療法や薬をきめます。湿疹の治療は主に、外用剤を使っておこないます。赤くはれてかゆみのある場合は、副腎皮膚ホルモン入りの外用剤を使うのが一般的です。かさぶたが厚くついているようなときは、亜鉛華軟膏をリント布にのばしてはりつけ、かさぶたをはがしてから、別の薬剤をつかいます。皮膚が厚くなって乾燥いるときは、テープ状になっている副腎皮膚ホルモン剤をつかいます。吸収されやすく、よく効きます。かゆみのつよいときは、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を内服します。

家庭での湿疹治療

湿疹の治療は、家庭でおこなわれることも多いです。その場合市販の塗り薬を使うことはよくありますが、なるべくステロイド薬が配合されていないものを選びます。ステロイド薬が配合された薬は、たしかに効果が高く、かゆみやはれがつよいときは、有効です。ただ、毎日ぬったり、長時間の使用は、悪化の原因になります。市販薬を2~3日ぬっても湿疹が治らないときは、かならず皮膚科を受診するようにします。

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